椛田ちひろ

武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。和光大学表現学部芸術学科准教授。

筆を使わず指と手で描いていく油彩画と、線を重ねていくボールペン画の双方を手掛ける。近作では鏡や水を使った作品も発表。

2013年、ニューヨークの第101回ザ・カレッジ・アート・アソシエイション(CAA学会)の「畏れと憤悶の間で:東日本大震災における日本の若手作家の反応」という研究発表で作品が注目される。主な展覧会に「大地の芸術祭」(2022,2024参加)、「公開制作」(2021, 府中市美術館)、「日本の美術を貫く炎の筆<線>」(2020, 府中市美術館)、「VOCA展2012」(2012, 上野の森美術館)、「あざみ野コンテンポラリーvol.2-Viewpoints」(2012, 横浜市民ギャラリーあざみ野)、「fear/flight/fleeting」(2011, LASALLE College of Arts)、「成層圏」(2011, ギャラリーαM)、「 MOTアニュアル2011-世界の深さのはかり方」(2011, 東京都現代美術館)などがある。

個展

2021 SQUARE(長亭ギャラリー / 東京)

2021 公開制作81 椛田ちひろ 縺れ、解け、すべては進みながら起こる(府中市美術館/東京)

2019 綴られた記憶/綴られる記憶(MUSEUMSHOP T / 東京)

2017 見知らぬ惑星(アートフロントギャラリー / 東京)

2015 フォロウイングザシャドウ(アートフロントギャラリー / 東京)

2013 影をおりたたむ( アートフロントギャラリー / 東京)

2013 Adrift in the dark( ギャラリエ・カーシャ・ヒルデブランド / スイス)

2012 世界は鏡を通過する( アートフロントギャラリー / 東京)

2012 今、甦り、絶えず過ぎ去ってゆく(H.P.FRANCE ウィンドウギャラリー丸の内 / 東京)

2011 目をあけたまま閉じる( アートフロントギャラリー / 東京)

2011 fear/ flight/ fleeting( ラサール芸術大学ICAS / シンガポール)

2011 成層圏vol.1「私」のゆくえ(ギャラリーαM / 東京)

2010 境界の先の光景( 遊工房アートスペース/ 東京)

2010 事象の地平線( 新宿眼科画廊 / 東京)